師走の忙しさが過ぎ去り、早くも1月も中旬。2026年の幕開けは、例年以上に冷え込む懐と、熱気を帯びたテックニュースで幕を開けましたね。寒い夜には温かいコーヒー片手に、ネットの片隅で繰り広げられるガジェットとネット文化の最新動向を一緒にチェックしていきましょう。今回も忖度なし、辛口で参ります!
幻の黄金スマホ、トランプT1はどこへ?
かつて「Made in USA」を謳い、昨年6月に鳴り物入りで発表されたトランプ・モバイルの「T1」スマホ。100ドルの予約金を払って首を長くして待っているユーザーは、なんと数十万人にものぼると言われています。しかし、当初8月から9月とされていた出荷予定は、2025年末を過ぎても一向に実現せず、今や2026年第1四半期にずれ込んでいるとのこと。挙げ句の果てには、「Made in USA」の文言はいつの間にか「American-Proud Design」に変更され、最終テストの遅延や政府機関の閉鎖が言い訳として挙げられています。預けた100ドルは戻ってくるのか、はたまたただの夢と消えるのか、この茶番劇はまだ続きそうです。
ここがポイント
金色のスマホって時点で怪しげなのに、デザインがコロコロ変わって製造国も不明瞭、挙げ句の果てには出荷遅延て……。これ、もはや「スマホ」という名の募金箱ですよね? 昔の怪しい情報商材を彷彿とさせます。本当に製品が手元に届く日が来るのか、筆者は懐疑的です。いや、来ない方が物語としては面白いまである。
ChatGPTに広告導入?低価格プラン「Go」も登場
AIチャットボットの覇者、ChatGPTを運営するOpenAIが、新たな低価格サブスクリプションプラン「ChatGPT Go」を発表しました。月額8ドルでメッセージ送信回数やファイルアップロード、画像生成が無料版の10倍になるという、なかなか魅力的な内容です。しかし、驚くべきはそれに加えて、無料版とChatGPT Goプランで広告のテストを開始するというニュース。ChatGPT PlusやPro、Enterpriseプランは引き続き広告なしとのことですが、どこまでユーザー体験を損なわずに広告をねじ込むのか、その手腕に注目が集まります。
ここがポイント
月額8ドルで広告付きって、まるで高級レストランでクーポン使ったら皿洗いさせられるような話ですね。AIの開発には莫大なコストがかかるのは理解できますが、そこまでして収益を上げることに躍起になっている現状を見ると、AIバブルの終焉が見えてくるような気がします。無料ユーザーはともかく、月額料金を払うユーザーにまで広告を見せるのは、果たして賢い選択なのか。今後のユーザー離れに繋がらなければ良いのですが。
ダークファンタジーの新星「Centuria」を見逃すな!
Manga Plusで連載中のダークファンタジー漫画「Centuria(チェントゥリア)」が、一部の熱狂的なファンを魅了しているようです。作者は倉森トー。その世界観は『ヴィンランド・サガ』の平和主義的な戦士の旅と、『ベルセルク』の残酷で物悲しい傑作が融合したかのようだと評されています。2024年のデビュー以来、週を追うごとに進化を遂げており、暗いファンタジーの世界に新たな境地を切り開くと期待されています。
ここがポイント
『ベルセルク』と『ヴィンランド・サガ』を足して2で割らないような作品、と聞けば、そりゃあオタクは黙っていられませんよね。この手の骨太ダークファンタジーは、連載が続けば続くほど沼が深くなる。年末年始、一気読みするのに最適な一本だったかもしれませんね。ただ、最近は少し過激な性的描写もあるとかないとか。万人受けはしないかもしれませんが、それがまたニッチな層に刺さるんでしょう。
2026年版、最高のVPNはこれだ!
インターネットの自由が脅かされる現代において、VPNの重要性は増すばかり。Engadgetが発表した2026年版のベストVPNサービスリストによると、NordVPN、Surfshark、ExpressVPN、ProtonVPN、CyberGhostなどが上位にランクインしています。特にNordVPNは、優れたセキュリティ、高速性、豊富な機能を兼ね備え、2025年末に実施された大規模なセキュリティ監査でもゼロの脆弱性が確認されたとのこと。また、Surfsharkは無制限のデバイス接続と手頃な価格で、コストパフォーマンスの高さが評価されています。
ここがポイント
政府や企業がオンラインの自由を奪おうとする中、自衛策としてのVPNはもはや必須。Netflixを海外サーバー経由で見たり、ブロックされたサイトにアクセスしたりと、使い道は無限大です。大事なのは「ログを残さない」というポリシーと、信頼性。無料VPNは「あなたが商品」という側面もあるので、多少の投資は惜しまないのが吉。このご時世、もはやネットの常識とも言えるでしょう。
🌍 海外エンジニアの視点
【海外の視点】
トランプT1スマホについては、Redditなどの欧米コミュニティでは「詐欺だ」「グリフト(詐欺行為)だ」といった手厳しい意見が圧倒的多数を占めています。度重なる出荷延期や「Made in USA」表記の変更に対し、顧客からの返金要求に応じない姿勢も批判の的となっており、「大統領が詐欺師まがいのことをしている」といった強い不満が噴出しています。
ChatGPTの広告導入に関しては、意見が分かれています。AIの運用コストを考慮し、広告収入は避けられないと理解を示す声がある一方で、有料プランであるChatGPT Goにまで広告が導入されることには「結局無料版と何が違うのか」「他社AIに乗り換える」といったネガティブな反応も見られます。特に、チャット履歴が広告に利用されるのではないかというプライバシーへの懸念や、Google Geminiなどの競合AIとの比較で、ChatGPTの優位性が揺らぐ可能性も指摘されています。
Centuriaについては、ダークファンタジー好きからの評価は非常に高いです。『ベルセルク』や『ヴィンランド・サガ』といった名作と比較されることも多く、そのアートスタイルや緻密な世界観が絶賛されています。一部では「展開が遅い」「最近の章で不快な性的描写がある」といった批判的な意見もありますが、全体としては「潜在能力が高い」「今後の展開が楽しみ」と好意的に受け止められています。
ベストVPNサービスについては、RedditではNordVPN、ExpressVPN、Surfshark、ProtonVPN、Mullvadといったサービスが頻繁に推薦されています。ユーザーは主に「プライバシーとノーログポリシー」「速度とストリーミング対応」「使いやすさ」「セキュリティ機能」「価格」を重視しているようです。特にMullvadは匿名性の高い支払い方法と強力なプライバシー保護で評価され、NordVPNは包括的なセキュリティ監査結果が信頼を集めています。一方で、多くの無料VPNの危険性についても警鐘が鳴らされています。
📚 今日のテック用語Wiki
- グリフト (Grift): 人々を騙してお金を巻き上げる詐欺行為や不正な商売のこと。特に政治や公的な立場を利用した詐欺に対して使われることが多い。
- VPN (Virtual Private Network): インターネット上に仮想的な専用線を構築し、通信を暗号化する技術。セキュリティの強化や、地理的な制限があるコンテンツへのアクセスなどに利用される。
- AIチャットボット: 人工知能を搭載し、人間のような自然な会話を行うことができるプログラム。顧客対応や情報検索、コンテンツ生成など、幅広い分野で活用されている。
Source:
– ‘Centuria’ Is a Dark Fantasy Manga More People Should Be Obsessed With (gizmodo)
– The Trump Phone Is Still (Checks Notes) a Deflating Vortex of BS (gizmodo)
– ChatGPT Is Getting a Cheaper Subscription Tier (but Also Ads) (lifehacker)
– George R.R. Martin Will Either Finish ‘The Winds of Winter’ or Die Trying (gizmodo)
– The best VPN service for 2026 (engadget)

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